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根抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

①　根抵当権者は、総額が限度額の範囲内であっても、被担保債権の範囲に属する利息の請求権については、その満期となった最後の2年分についてのみ、その根抵当権を行使することができる。

②　元本の確定前に根抵当権者から被担保債権の範囲に属する債権を取得した者は、その債権について根抵当権を行使することはできない。

③　根抵当権設定者は、担保すべき元本の確定すべき期日の定めがないときは、一定期間が経過した後であっても、担保すべき元本の確定を請求することはできない。

④　根抵当権設定者は、元本の確定後であっても、その根抵当権の極度額を、減額することを請求することはできない。

解答　②

①：✖　根抵当権の場合、利息は極度額の範囲内であれば、最後の2年分に限定されません

②：〇　根抵当権には随伴性はありません

③：✖　根抵当権設定者は、一定期間経過後に元本確定請求が可能です

④：✖　元本確定後に、極度額の減額請求できます

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