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AB間で、Aを貸主、Bを借主として、A所有の甲建物につき、①賃貸借契約を締結した場合と、②使用貸借契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

①　Bが死亡した場合、①では契約は終了しないが、②では契約が終了する。

②　Bは、①では、甲建物のAの負担に属する必要費を支出したときには、Aに対しその償還を請求することができるが、②では、甲建物の通常の必要費を負担しなければならない。

③　AB間の契約は、①では諾成契約であり、②では要物契約である。

④　AはBに対して、甲建物の契約内容の不適合について、①では契約不適合責任を負う場合があるが、②では契約不適合責任を負わない。

解答：③

①：〇　①は相続されますが、②は承継されません

②：〇　①では、賃借人が必要費を出した場合、直ちに償還請求ができます

③：✖　①も②も諾成契約です

④：〇　①は契約不適合責任を負いますが、②では契約不適合責任は、負いません

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