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WEB宅建講座「こさき宅建塾」宅建過去問チェック

借地借家法(借家)

建物賃貸借契約(以下この問において「契約」という。)の終了に関する次の記述のうち、借地借家法の規定によれば、正しいものはどれか。

 

① 期間の定めのある建物賃貸借において、賃貸人が、期間満了の1年前から6月前までの間に、更新しない旨の通知を出すのを失念したときは、賃貸人に借地借家法第28条に定める正当事由がある場合でも、契約は期間満了により終了しない。

 

② 期間の定めのある建物賃貸借において、賃貸人が、期間満了の10月前に更新しない旨の通知を出したときで、その通知に借地借家法第28条に定める正当事由がある場合は、期間満了後、賃借人が使用を継続していることについて、賃貸人が異議を述べなくても、契約は期間満了により終了する。

 

③ 期間の定めのある契約が法定更新された場合、その後の契約は従前と同一条件となり、従前と同一の期間の定めのある賃貸借契約となる。

 

④ 期間の定めのない契約において、賃貸人が、解約の申入れをしたときで、その通知に借地借家法第28条に定める正当事由がある場合は、解約の申入れの日から3月を経過した日に、契約は終了する。

 

解答:①

 

①:〇 期間満了の1年前から6カ月前までの間に、賃貸人が更新拒絶の通知をしないと、自動的に更新することになります

 

②:✖ 更新拒絶の通知をしたとしても、期間満了後、賃借人が使用を続け、賃貸人が異議を述べない場合は更新となります

 

③:✖ 期間の定めのない契約となります

 

④:✖ 6カ月経過したときは契約は終了します

 


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