こさき宅建塾が作成した、「宅建合格壁新聞」です

お題:宅建業法の攻略法について

 

宅建試験においては、「宅建業法」という科目は極めて重要な位置づけにあります。

合格のカギを握っていると言っても、いいでしょう。

それは、出題数が大きく影響しているからです。

「宅建業法」の出題数は例年20問です。

宅建試験全体の出題数が50問ですから、そのうちの40%を「宅建業法」が占めています。

「宅建業法」における頻出分野は、宅建業法の全てといっていいでしょう。

というのも、「宅建業法」は、出題範囲が狭いのです。

狭いにもかかわらず出題数は多いものですから、例えば「昨年の試験で出題したから、今年は出ない」なんてことはなく、毎年繰り返し出たりします。

今、勉強している項目が、今年の試験に出る可能性が高いのです。

他の科目よりもさらに「過去問重視」の科目です。

「全問正解」を目指して勉強してください。

それは、うっかりミスも許されないことを意味します。

うっかりミス”というのは、①問題そのものに慣れていない。②問題に油断している③自分がどんなミスをしがちかを分かっていない。等が、主な発生原因です。

これらのことを解決するために、実際に作業を行う、つまり過去の問題を解くことを強力に押し進める必要があるというわけです。

弱点を作らないよう努めることが肝心です。

 

基本書で出てきた重要なポイントを、早速覚えるようにし、それをネタにした過去問に早めにチャレンジしてください。

その際大切なことは、過去問の問題の肢の一つ一つにこだわることです。

 

もう一つのポイントは、「宅建業法」という法律の精神と心を理解することです。
「宅建業法」は、もともと一般のお客様を保護することを目的としています。


例えば、不動産取引のトラブルに備えた「営業保証金制度」「弁済業務保証金制度」は、一般のお客様を守る為のもの。だから、営業保証金・弁済業務保証金を宅建業者は受け取ることができないのです。

「広告に関する規制」の一般のお客様を守る為、だから広告をする「だけ」でアウトです。
必要以上に一般のお客様から報酬を受け取ることを禁じる「報酬額の制限」。報酬の適正価格って、一般のお客様には分かりません。等。

分からない問題が出てきたら、「一般のお客様保護」の視点で見返してみる癖をつけていきましょう。

「夏を制する者は、宅建試験を制す」です。

 

合格目指して、頑張りましょう!

バンクシー展より


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